[vine-users:082190] Re: Skype が出来無い

KATO Masashi mkato @ par.odn.ne.jp
2012年 12月 17日 (月) 05:54:33 JST


加藤(大阪)です

Mon, 17 Dec 2012 04:32:59 +0900 付
梅田 光則さんのメールより引用:

> > (1) 開発元からSkypeバイナリをダウンロードする
> > (2) Vine Linux上で動かすために細工する
> > (3) (2)を行ったものをrpmパッケージ化する
> > (4) (3)でできたものをインストールする
> 
> よって、(4)から作業をすれば良いのでしょうか?

違います。
(1)〜(4)は、apt-get install self-build-Skype を実行する事で、全て自動的
に行われますから、梅田さんが何か他のパッケージなどを別途に用意する必要は
全く有りません。

# apt-get install self-build-Skype が実行されると、(1)〜(4)が順番に「自
動的に」実行され、実行が完了した時点で、1.self-build-Skype と 2.Skype の
二つのパッケージがインストールされた状態になります。

self-build(自前で構築) の意味は、
  既にビルドされたパッケージ(パッケージャさんがビルドして Vine の
  リポジトリに置かれたバイナリパッケージ)
をインストールするのではなく、
  spec ファイルだけを self-build-xxxx の方で用意して置いて、
  (1)〜(4)の工程の自動実行により、ユーザーのマシン上でバイナリパッ
  ケージを『自前で構築』
してインストールする、という意味です。

なぜ self-build などというパッケージがあるかと言えば、(かとうさんも書か
れた通り)「ライセンス」的に
  既にビルドされたパッケージ(パッケージャさんがビルドしたバイナリ
  パッケージ)
を Vine のリポジトリにおいておく事ができないからです。

以上をまとめると、
  self-build-Skype パッケージに仕込まれたスクリプト
と、
  梅田さんのマシン
が、Skype パッケージを『自前で構築』してインストールくれるので、
梅田さんがやるべき事は、

  # apt-get install self-build-Skype

だけです。

# skype で通話できるか出来ないかは、また別の問題になりますが…

-- 
加藤 雅 <mkato @ par.odn.ne.jp>
	http://www2.odn.ne.jp/add10/


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