[vine-users:082701] self-build-x264更新によるマルチメディア環境のリビルド方法

[Munehiro Yamamoto]

山本宗宏です。

先日、x264 のソースコードの URL 変更に対応した
  self-build-x264-0.0.0-16.20110322vl6
への更新により、VLC, MPlayer, FFmpeg, GStreamer plugins などが
依存関係により消えてしまうことになってしまいました。

本件について、まだ解決なされていない方は、以下の手順をお試しください。

1. パッケージ情報を更新ならびに、アップグレード。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get dist-upgrade
※ここで x264 ならびにそれに依存する ffmpeg, vlc なども消えてしま(います|った)。
その後に何か vlc などの再インストールを挑戦して失敗してしまった場合は、
さらに以下も実行してください。
$ sudo apt-get install x264

2. self-build-x264 を依存にもつすべての self-build-* を削除します。
$ sudo apt-get remove self-build-x264 self-build-avidemux
self-build-vlc self-build-libquicktime
self-build-gstreamer-plugins-ugly self-build-gstreamer-plugins-ffmpeg
self-build-gstreamer-plugins-bad self-build-ffmpeg self-build-mplayer
self-build-mjpegtools self-build-gpac self-build-ffmpeg2theora
self-build-xbmc

3. 入っていた VLC, FFmpeg, MPlayer, Avidemux, GStreamer pluginsなどを再びビルドします。
例えば、VLC なら、以下を実行します。
  $ sudo apt-get install self-build-vlc
※未確認ですが、一部の self-build-* がビルドできない場合があるかもしれません。

以下の self-build-* パッケージたち（およびそれに依存する self-build-*）は、
リビルドできることを確認できました。
 * self-build-avidemux
 * self-build-vlc
 * self-build-mplayer
 * self-build-mjpegtools
 * self-build-ffmpeg
 * self-build-gstreamer-plugins-{bad,ugly,ffmpeg}
 * self-build-xine-lib-extras
以下の self-build-* たちは、なんらかの理由（ソースコードの置き場が変わっているなど）により、
リビルドできませんでした。
 * self-build-xbmc: xbmc.org -> kodi.tv に変更になっていますので、古いソースも置いてあれば、リビルドできます（確認中）。
 * self-build-audacious-plugins-extra

以上でございます。

山本 宗宏 Munehiro "munepi" Yamamoto
Founder, President & CEO, Green Cherry Ltd.    <munepi ＠ greencherry.jp>
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