[vine-users:081452] Re: 【再送】ご意見募集: Vine Linux レスキューモード利用ガイド

TANAKA Shigeyoshi stan @ juno.ocn.ne.jp
2011年 9月 22日 (木) 04:54:17 JST


田中@OCNです。

rescueモードでうまくいかなかった原因はソフトraidにしていたからのようです。
/mnt/sysimageに本来のsystemがマウントされないと、grubコマンドとかは
rescueモードには用意されていないので使えないということのようです。

背景環境:
 OS:Vine5.2
 HDD:SATAドライブ sda, sdbをそれぞれ区画を切り、soft raid1で
     /boot(md1), /(md3), swap(md2), etcを構成。

現象:
 rescueモードのkarnelではraidのautorunが働かず、起動途中のanacondaから先に進まない。

対処方法:
 止まっている状態で'Alt+F2'で裏CUIを起こすと、shellプロンプトが出ているので、
$ raidstart /dev/md1; raidstart /dev/md2; ... #raid構成をstart
$ mkdir /mnt/sysimage   # systemを自動検出できないとマウントポイントも作られない模様
$ mount /dev/md3 /mnt/sysimage		# /
$ mount /dev/md1 /mnt/sysimage/boot	# /boot
あとは chroot /mnt/sysimage するなり出来そうでした。

ただ、キーボードタイプで jp106を選択したはずなのですが、効かなかったのは
keymapファイルが読めなかったからでしょうか。別システムで/mnt/sysimageが
自動でmountされた環境でもkeymapはusのままだったのですが....


(2011年09月12日 23:06), TANAKA hioraki wrote:
> 田中宏明です。
> # ども、田中さん。田中です。(^ ^) 適宜改行入れてます。
> 
> On Mon, 12 Sep 2011 02:02:13 +0900
> TANAKA Shigeyoshi さん wrote:
> 
>> 別田中(^o^)ですが、逆に活用出来なかった例を。
>> いつ頃からだったか不明ですが、Bootローダの書き直しが
>> できなかったことがあります。
>> Windowsを後からインストールしたりMBRに書き忘れたりすることが
>> あるかと思いますが復旧手段が見つかりませんでした.
>> (GRUBブートフロッピーを別に調達して修復)
>> 昔のVine2.xあたりだったと思いましたが、インストール画面の途中で、
>> 'Ctrl+Alt+Fn'あたりで裏のCUIを起してloginすると
>> mountして/etc/fstab修正とかブートローダの書き直しとか出来たのですが...
> 
> ここまで、どういうことをおっしゃってるか把握できてないんですけど、
> rescue モード で /etc/fstab の修正、grub の再インストールは可能ですよ。
> 
> http://vinedocs.sourceforge.jp/docs/vine6/rescue-guide/command-list.html
> を拝見すると、grub-install コマンドはないようですが、
> 
> # chroot /mnt/sysimmage
> 
> してからデバイス名を指定してやればいいと思います。
> MBR に入れるならパーテーション名ではなく、
> 
> # grub-install /dev/hda
> 
> とかやればいいはずです。
> 
> /etc/fstab の修正は、
> 
> # vi /mnt/sysimmage/etc/fstab
> 
> でできるはずです。
> 私は vi は使えないんで、chroot しちゃって emacsen 使いますけど。
> chroot 後は普通に
> 
> # jed /etc/fstab
> 
> とか。
> 
>> 使い方が悪かったのかもしれませんが、レスキューモードを使うときは
>> 情報参照もままならないことが多いので
> 
> 「レスキューモードを使うときは情報参照もままならないことが多い」のは
> 私も気になるところですが、上記コマンドリストはそのためにもあるのだと思います。
> ここに書かれていないコマンドは使えない。
> 
> ただし、
> # chroot /mnt/sysimmage
> すれば、修復しようとしているシステムにインストール済みのコマンドが
> ひと通り使えるようにはなります。
> # X が起動できるかといえば無理みたいですが、
> # startx を実行することもできますね。
> 
>> いざというときに慌てないように、レスキューでどんなことができるか
>> 事前に情報がまとまっているとありがたいですね。
> 
> 同感です。
> 
> rescure モードは自分では「使ってみればなんとかなる」的に
> 獏と考えていましたが、文書としてまとまっていたら、
> 困ったときのヒントになるだろうなと感じました。
> 
> 「思いつくことは言う」が吉だと思います。
> 


vine-users メーリングリストの案内