[vine-users:081425] Re: Vine6.0 リモートからの emacs 日本語入力

Genta Mizuta mizuta @ ees.hokudai.ac.jp
2011年 9月 14日 (水) 18:05:17 JST


水田です。

大変遅くなってしまいましたが、貴重なコメントを頂いた岩井さん、
山本さんどうも有難うございました。
XDMCPは今でも非常に重宝しており、これは単なる個人的な希望なの
ですが、今後もしばらくXDMCPのサポートを続けて頂けたらと思って
おります。

さて、その後のことを簡単にご報告します。

1. XDMCP
前回書いた様にxhost使うのではなく、xauth addで$DISPLAYを追加しても
よい様です。XDMCP経由でloginし、

# xauth list

とし、以下の様な表示が出て来るので、

#ffff#3133332e35302e3231382e323533#:0 MIT-MAGIC-COOKIE-1
7ec6de3ab238b9cff508739429436fd1

# xauth add $DISPLAY MIT....fd1 (xauth listで表示されるMIT以下最後まで)

とりあえずこれでemacsでも日本語入力切替が可能になりました。
最初にxauthとした時にMIT...の前の部分が#ffff#...:0となっていることを
直す方が根本的な解決の様な気もしますが(ちなみに$DISPLAYの値は
133.50....です)、そこまでは調べられませんでした。

同じ事を自動で行うには例えば~/.bash_profileの最初の方に以下の2行を追加
すればよい様です(もっとエレガントな方法があるはずでお恥ずかしいのですが)。

MYVAR=`xauth list | cut -d " " -f 3-5`
xauth add $DISPLAY $MYVAR

尚、同じ事を/etc/X11/gdm/PreSession/Default や /PostLogin/Default
に書いた場合はうまく行きませんでした。


2. ssh
これは山本さんの示して頂いた方法もありますし、emacs -nwとしても
よいことなので省略致します。

以上、お礼とご報告まで。
> 岩井です。
>
> 2011年9月5日19:24 Genta Mizuta <mizuta @ ees.hokudai.ac.jp>:
>   
>> 1. sshの場合
>> このURLに書かれている方法でloginしたいマシンの~.ssh/rcを編集すれば
>> 日本語入力切替は出来る様になりました。尚、
>> export XMODIFIERS="@im=ibus"
>> の行は私の環境では無くてもよかったので、XMODIFIERSは問題ない模様です。
>> ただ、(emacsを使用してから)logout後、sshに使用していた
>> gnome terminalがプロンプトの出ないまま固まってしまうので、何か解決策
>> があればお願いします。
>>     
>
> それはたぶんibus-daemonが標準出力か標準エラー出力を握っているので、
> そこを何とかしてやればいいはずです。
> 起動時に切り離すか、ログアウトのタイミングでibus-daemonを終了させると
> よいでしょう。
>
>
>   
>> 2. XDMCP経由の場合
>>
>> Vineのログインメニューの「オプション」をクリックしXDMCP経由で
>> login した場合になります。この場合は当初の場合と違い、
>> ibus-daemonは動いていますが。login後に、
>>
>> # xhost +YYY.YY.YYY.YYY (YY...はlogin中のサーバーのIP)
>>
>> とする必要がある様です。これで日本語入力切替が出来ます。
>> ただ毎回 xhost +...のコマンドを入力するのは煩雑なので、
>> 自動で出来る方法がありましたらアドバイスお願いします。
>>     
>
> XDMCPは使わないので忘れましたが、ログインシェルが走るなら
> そこに書けばいいと思います。
> ただ、常に走ると問題なので何らかの施策が必要だとは思います。
>
> もしかしたら、~/.xseesionを適切に書くのが王道なのかも知れません。
> このあたりは詳しい他の方にお任せします。
>
>
>   


-- 
Genta Mizuta
Hokkaido University
水田元太
北海道大学 地球環境科学研究院



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