[vine-users:081365] Re: Vine6.0 リモートからの emacs 日本語入力

IWAI, Masaharu iwaim.sub @ gmail.com
2011年 9月 4日 (日) 02:00:55 JST


岩井です。

2011年8月31日19:42 Genta Mizuta <mizuta @ ees.hokudai.ac.jp>:
>>ログなどがないので想像ですが、デフォルトのibus-elを使おうとして、
>>ibusに接続できていないように思います。
>>
>>ログはEmacsの *Messages* バッファあたりを見るとよいでしょう。
>
> emacs でCtrl-x Ctrl-bをした所以下の様になっていました。
>
> Loading vine-default-faces ...
> Loading vine-default-yatex ...
> Loading vine-default-yahtml ...
> IBus: error: ("ibus-daemon is not running")

たぶんibus-daemonが起動してないですね。
ibus-elはibus-daemonに接続しにいきますので、
ibus-daemonを起動しておく必要があります。
Vine Linux 6.0では、sshでログインしただけではibus-daemonは起動するように
なっていませんので、何らかの方法で起動させておく必要があります。
また、環境変数XMODIFIERSを適切に設定しておく必要もあるかもしれません。


> ただanthyよりibusの方が
> よいという記事も見かけたので出来ればibusを使用したいと思っており
> ます。

ibusとAnthyは比較するようなものではありません。
Anthyはかな漢字変換を司るソフトウェアで、ibusは
(大雑把にいえば)かな漢字変換ソフトウェアと各種ソフトウェアの
仲立ちをするソフトウェアです。

どう説明したらいいのか難しいのですが、例えば
http://www.homa.ne.jp/~ashie/linux/files/SCIM-jus.odp
にあるスライドの5枚目の図でいえば
IMフレームワーク: ibus
各種インプットメソッド、変換エンジン: Anthy
になります。

どんな記事だったのかはわかりませんが、それはたぶん
AnthyとMozcを比較した記事ではないかと思います。
# Mozcの方が優れているかどうかはともかく、近年では
# Anthyと比較されそうなものだとMozcしかないので。

-- 
いわい


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