[vine-users:081578] ランレベル3での電源ボタンによるシャットダウンについて

Nakayama Muimu nakayama-muimu @ igs-inter.com
2011年 11月 14日 (月) 14:46:48 JST


 中山と申します。初めて投稿いたします。

 勤務先でVineを主にファイルサーバとして利用させていただいて
います。具体的には,各事業所ごとのLAN内で,Sambaを使用して,
キーボード・マウス・ディスプレイはつながず,NASのように使って
おります。ランレベルは3にしています。

 各事業所にはLinuxに習熟した社員がおらず,ブラックボックス
の状態であり,出勤時に電源を入れ,退勤時に電源ボタンを押して
シャットダウンするという使い方をしています。

 Vine3.xと4.xの頃は,電源ボタンを押すことでシャットダウンを
実行するために,/etc/acpi/events/に,powerというファイル名で
シャットダウンの処理を直接書いておくことで実現していました。

 Vine5.xでは,デフォルトで上記の動作をするようになったので,
そのまま使っていました。Vine5.xからは,/etc/acpi/events/には
power.confというファイルが置かれており,その中で,別の処理用
のスクリプト(/etc/acpi/actions/power.sh)が実行されるように
なっています。

 Vine6.0がリリースされ,テスト用のマシンにインストールして
みると,電源ボタンを押してもシャットダウンがなされなくなって
いました。acpidの設定や動作が変わったのかとも思いましたが,
ネットで調べても,関連する情報は見つからず,困っていました。
(i686版でもx86_64版でも,どちらもうまく行きません。)

 で,ある時,ふと,man acpidを実行して確認してみると,その
中には,「/etc/acpi/events/に,powerというファイル名で…」
と説明がありました。

 そう言えば,Vine3.xや4.xでは,power.confではなく,power
だったなぁと思いつつ,でもネット調べた時に見た他のディスト
リビューションの説明では,power.confとなっているものが多数
で,そもそも,Vine5.xから,power.confが置かれています。

 ですが,試しに,power.confを同じ場所にpowerという名前で
コピーして,acpidのデーモンを再起動して電源ボタンを押した
ところ,なんど期待通りにシャットダウンしてくれました。
(コピーの代わりにシンボリックリンクを張っても,当然,同じ
結果になり,シャットダウンできました。)


 だいぶ長くなってしまったのですが,お伺いしたいのは,上記
のように対処するのが正しいのか,それとも,何らかの不具合等
により,本来,power.confというファイルを参照すべき処理が,
powerを参照するようになってしまっているのか,ということです。
(Vine5.xでは実現できていたわけですし…。)


 インストールの際は,主にフルインストールを選び,後で設定
を変えてランレベルを3にしていますが,GUIなしのインストール
で最初からランレベル3の場合でも,同様で,さらには,telinit
でランレベルを3にしても再現したと思います。


 OSC2011Tokyo/Fallでお伺いしようかとも思っていたのですが,
仕事の都合で行けない可能性もあるので,MLで質問させていただ
きました。宜しくお願いいたします。



vine-users メーリングリストの案内