[vine-users:081249] <ご教示願い>Vine5.2 -> 6.0アップグレードインストール

Hajime Satono hsatono @ iodata.jp
2011年 8月 12日 (金) 19:15:29 JST


里野@金沢と申します。

昨日〜本日にかけてVineLInux5.2 -> 6.0へ
アップグレードインストールを行いました。

以前[vine-users:080641] にてご相談させていただいた
4.2 -> 5.2へのアップグレード後のシステムへの適用です。
ちなみにこの際は4.xのHDD環境はUSBの外箱へ物理的に移して、
5.2クリーンインストールの環境に4.2のユーザ・データ等を
手作業で移設・権利設定等の修正を行うといった手法でした。
(/etc/passwdをpwconv/pwunconvして実施しました)

前回はCeleron -> Pentium4の換装でいろいろな不具合が起こった為、
今回はRCの段階から保守用M/B(i845Gベース)を利用して、
Pentium4 3.06GHz(FSB533 HT対応 SL6PG Northwood Socket478)へ
換装したシステムでクリーンインストールの際に不具合
(proftp高負荷でハング等etc..)が発生しないか事前検証しておきました。


RC1、RC2とも問題は発生しなかったので、今回リリース版6.0を
使おうと思っているのですが、各種設定が多々残存しているので、
前回のようにクリーンインストール経由だと、工数が高い為、
アップグレードインストールで凌ぎたいと思っています。

HDDはSeagate製1TBの物をミラーリングで使っていますので、
1台を5.2のバックアップとして残存させておいて、残りの1台で
アップグレードインストールする手法にて実施しました。
結果、時間はかかりましたが、何とか6.0の環境で従来システムが
概ね順調に動作しています。

といった状況下での質問なのですが、


1./var/messagesで、起動時に・・・

「Aug 12 08:14:36 mail kernel: CPU1: Not responding.」

・・・といったログが残ります。
別途テスト用に6.0クリーンインストールを行ったHDDに換装して起動すると
このログは生じません。アップグレードインストールの際に、以前の環境が
i386(Cerelon)カーネルであった場合、何か追加設定等が必要なのでしょうか?
ちなみにアップグレードインストール実行時の際は既にPentium4に換装済みで、
i386環境からのアップグレードはトラブル云々・・・といった旨の
メッセージが表示されていましたが、「はい」で進み、完了後に
http://www.vinelinux.org/docs/vine6/install-guide/install-complete.html
に従って
# apt-get -f install
# apt-get dist-upgrade
を実行し、依存関係は一応解消されているように見えています。


2.6.0ではpam認証は無くなったのでしょうか?
  5.2では送信メールサーバをcourier-imapとsaslauthdの組み合わせで
  pam認証で利用しておったのですが、アップグレード後に/var/messages
  に下記のエラーログが生じています。

「Aug 12 17:26:23 mail saslauthd[2369]:                 : unknown
authentication mechanism: pam」

  現在SMTP-AUTHでの送信メールサーバとしては利用できてません。
  本件の回避方法はあるのでしょうか?


3.Xの起動完了後、ログインメニューにrootが表示されません。
  rootグループのユーザが端末画面でsudo、suとかすれば、
  ある程度作業可能なのですが、X上では都度特権昇格での
  認証を求められ不便しております。ローカルPCサーバ画面で
  rootログインする為にはどのようにすれば良いのでしょうか?


4.Vine6.0では標準ファイルシステムがext4に変更されたと
  認識しているのですが、アップグレードインストールの際は
  完了後も既存パーティションは全てext3のままに見えます。
  これは何らかの手法でext4へのコンバート等できるのでしょうか?


以上、ご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示いただきたく
お願いいたします_(_ _)_

	Hajime Satono /hsatono @ iodata.jp



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