[vine-users:080409] Re: Vine 5.1 インストール後の起 動時で、ロゴマークから先に進めません。

長南洋一 cyoichi @ maple.ocn.ne.jp
2010年 6月 10日 (木) 13:18:23 JST


長南です。

daydreamer さんのメールより [vine-users:080408]
> 
> kernel /boot/vmlinuz ro root=LABEL=/   resume=swap:/dev/hda2 vga=0x314 
> initrd /boot/initrd.img
> 
> と編集した場合も、(hd0,4) を付けたときと同じく、Vineの起動時に
> ロゴマークの部分で止まってしまいました。

(hd0,4) を付けるかどうかは、たぶん大した問題ではありません。
splash=silent を kernel 行から削除する方が重要です。
そうすれは、起動メッセージがずらずらと表示されて、どこに問題が
あって止まってしまったのか、わかるはずですから。

ところで、「ロゴマークの部分」というのは、どういうことですか。
黒地に白いぶどうの絵が中央に現れて、その下に棒グラフみたいな
ものが出る、あの画面ですか。F2 を押すと、起動メッセージが
表示されるようになるらしいですけれど。

Gentoo の /boot/grub/menu.lst にある Vine の kernel 行から
splash=silent を削除したのに、それが反映しなかったわけですね。
そこからまず考えられるのは、MBR に入っているのが、Gentoo の
Grub ではなく、Dreamlinux の Grub ではないか、ということです。
それは大丈夫なんですか。

> また、
> # e2label /dev/hda5
> の 結果は
> Vine Linux 5.1
> と表示されました。
> 
> そこで Gentooで
> # e2label /dev/hda5 / 
> としてリブートしてみましたが、やはりVineのロゴマークから先に進めません。

/dev/hda5 のラベルを Vine Linux 5.1 に設定したのは、ひょっと
すると、Dreamlinux のインストーラなんじゃないんでしょうか。
もしかして、ラベル / が重複しているということはありませんか。

たぶん、Vine 5.1 の領域の Inode size は 256 です。ところが、
Grub のバージョンによっては、Inode size が 128 でないと、
そのパーティションにあるカーネルを直接読み込めないものが
あります (tune2fs -l /dev/パーティション | grep -i inode で
inode size は調べられます)。Gentoo か Dreamlinux の Grub が
そういうものだという可能性はないでしょうか。

その場合は、Inode size 256 に対応した Grub を MBR に入れます。
あるいは、Vine の Grub を /dev/hda5 に入れ (/dev/sda5 では
ないんですか。これもちょっと気になります。今でも古めの
ハードディスクだと、/dev/hda5 と認識されるのかもしれませんが)、
MBR に入っている Gentoo (あるいは、Dreamlinux) の Grub から
chainloader を使って、ブートすることになります。

-- 
長南洋一


vine-users メーリングリストの案内