[linux-users: 108761] Re: Linux いいところ・わるいところ。

ISHIKAWA Sachihiro loinorn @ gmail.com
2011年 6月 9日 (木) 00:11:07 JST


石川といいます。

>> 2、ドキュメントがダメすぎ。
> そもそもみんな「お仕事」でカーネルコード書いてるわけじゃないんで、無理な相談なんじゃないでしょか。

結構前から(特にカーネル周りは)コードを書くのが「お仕事」になっています。特にRedHatなど。
それにもかかわらずドキュメントはいまいちだなぁと思ってました。最近のRHELは知りませんが、
何年か前のRHELは結構ひどかったです。
ドキュメントどころか、サービス起動スクリプトに変な記述が残っていて、当時あるメーカーのBTOサポート
業務をしていたので、ユーザーからの問い合わせに頭抱えたことがありました。

一方でディストリビューションによっては各種オンラインドキュメントが充実しているところもあり、別の
ディストリビューション(やOS)を使っていても参照したりしています。こういう情報が増えるのは
いろんな意味でありがたいことです。

>> 1、デバイスドライバのバイナリ互換性のなさ。
何かデバイスを買ってきて、さぁつなぐぞ使うぞ!と思ったらドライバがインストールされていない!
インストールメディアを検索してもプレビルドされたものはなさそう。。コンパイルしないといけないの??
なんてことになったら、普通の人は標高・厚さ共に1000mくらいの壁にぶち当たったように感じてしまうかも
しれません。ウィンドウズなんかだと、ドライバディスクが添付されていて、そこからドライバ等インストールすれば
済んでしまいます。この差は大きいと思います。
何とかなって欲しいとは思いますが、、、難しいのかなぁ。
何か↓の人共々ずれたコメントしてる気もしますが、まぁ、そんなところで。

2011/6/8 Yoshinori SATO <redtype00 @ gmail.com>:
> あまりに気になったのでちょっとだけツッコミです。
>
>> 1、デバイスドライバのバイナリ互換性のなさ。
> See http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%96
> そもそもの目的が(タダの意味ではない)フリーなソフトウェアを作る! ことです。
> カーネル自体はサーバ・デスクトップで普及することを目的に作られてるわけではありません。
> なので普及するしないの指摘は的外れなんじゃないでしょうか。
>
>> 2、ドキュメントがダメすぎ。
> そもそもみんな「お仕事」でカーネルコード書いてるわけじゃないんで、無理な相談なんじゃないでしょか。
> ドキュメント書くよりコード書く方が楽しいですし、そりゃあ仕事でしたらドキュメントも充実させるでしょうケド。
> あなたの「お仕事」であなたがドキュメント書いたら如何でしょうか。
>
> ※「お仕事」で作られたもんとそれ以外(言ってしまえば同人)で作られたもんに同じ品質を求めて比較するのも変な感じ
>
> 2011年6月8日6:25 Jun OKAJIMA <okajima @ digitalinfra.co.jp>:
>> 唐突ですが、
>> Linuxの「いいところ・わるいところ」、って
>> どんなんだと思います?
>>
>> もちろん、
>> そんなのは、利用目的など、その人の状況次第で
>> 意見は変わるんでしょうが、
>> しかし、なにが利点で何が欠点なんでしょうか?
>>
>> なお、勝手ながら、
>> 議論を発散させないために、
>> できれば、
>> ディストリビューションやアプリケーションに
>> 踏み込まず、
>> カーネルレベルの議論でお願いできれば。
>>
>> ちなみに、「そんなのはどうでもいい」と言われそうですが、
>> 私の個人的意見もつけておきます。
>> ご参考まで・・・って、私の意見なんて参考にもならんか。
>>
>> では、皆様の自由なご意見を希望します。
>>
>>
>> 有限会社デジタルインフラ 岡島 純
>>
>>
>> わたしの思う「いいところ・わるいところ」
>>
>> 利点:
>>
>> 1、IBM-PCとの親和性。
>> デバイスドライバの豊富さ、全体的なチューニングなど、
>> IBM-PCでつかうなら高い性能が出せる。
>> とりわけ便利なのは、
>> これはバザールモデルの利点でもあるんだろうが、
>> 「見たことのない怪しいカード」などの対応がいい。
>> 自作IBM-PCで動かすなら、WindowsとLinuxの二択しかないかも。
>>
>> 2、ユーザのすそ野の広さ。
>> 悪く言えば「タコがおおい」ということなんだろうが、
>> 敷居の低さ、裾野の広さはすごい。
>> さらに、これは、前項のH/W認識の良さにもつながっている。
>> タコユーザがおおければ多いほど、
>> 相性問題の情報収集は簡単だからね。
>> このあたりの敷居を下げないと、Solaris/FreeBSDなどは
>> 永遠にLinuxに対抗できないような気がする。
>> Solarisは、専用サーバで動かすにはいいんだが、
>> 自作PCではどうもね、、、と思っている人は多いはず。
>> Sunにしてみれば、そんなタコは相手にできない、
>> という考えなんだろうが、
>> が、そういった程度の「タコ」を相手にしてこそ、
>> すそ野が広がるんだが・・・・。
>>
>> わるいところ:
>> 1、デバイスドライバのバイナリ互換性のなさ。
>> これは、以前も同じネタを投稿したような気がするが、
>> もうなんとかしてほしい。
>> これは、カーネルレベルで見たLinuxの最大の欠点。
>> ここがクリアできないと、サーバはともかく、
>> デスクトップでは永遠に普及しない。
>> ちなみに、わたしはSolarisは
>> 作る人ではなく使う人なので詳しくないのだが、
>> Solarisではどうなんだろう?
>> Windowsのようなバイナリ互換性はあるんだろうか?
>>
>> 2、ドキュメントがダメすぎ。
>> ググればわかる、という観点からは、
>> 下手すればSolaris以上に情報があるのだが、
>> (これも、裾野の広さの恩恵)、
>> ディストリビューション付属公式ドキュメント
>> (ようは、kernel/document/* と /usr/man/* とか)
>> がもうダメすぎ。
>> そもそも、undocumented なことが多すぎるうえ、
>> 書式がバラバラで読みづらい。
>> そもそも、カーネルソースの書式からしてめちゃくちゃ。
>> 書いた人によって書き方が違うんだもん!。。。
>> ググればわかる、ソース読め、というのは正しいが、
>> それでは、「お仕事」にはつかえないんですよ・・・。
>> ここがクリアできないかぎり、
>> Web2.0ベンチャー専用OSになるような気がする。
>>
>>
>> ・・・みなさまのご意見は?
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