[linux-users: 108694] Re: USBマスストレージでの2TB超ディスク
Yasuo Ino
y-ino @ sunfield.ne.jp
2010年 12月 21日 (火) 21:23:46 JST
猪野です。一応の解決をみましたので、自己レスです。
まず、OSを最新アップデート後のディスク認識はまったく変化が
ありませんでした。
ところが、「READ CAPACITY(16)」をキーに検索していたところ、
↓のブログでまったく同じ機器を認識されている方がおり、eSATA
で接続しているようでしたので、USBを諦めてテストしてみました。
http://tadachi.txt-nifty.com/blog/2010/12/cg-hdc4eu3500wd.html
幸い、SATAポート外出し用のブラケットとケーブルと内部空きポート
が存在したので接続してみたところ、拍子抜けするくらい簡単に
認識されました。
>モデル: ATA eSATA-2 External (scsi)
>ディスク /dev/sda: 3000GB
>セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
>パーティションテーブル: gpt
>
>番号 開始 終了 サイズ ファイルシステム 名前 フラグ
>1 17.4kB 3000GB 3000GB lvm
とりあえず、前のメールで書いた
>linuxのATAドライバは まだ開発用ブランチのものしか4KiB対応できてない。(2.6.33現在)
は、RHEL5≒CentOS5系に関しては対応のコードがバックポート
or独自対応で入っているようです。また、カーネルやライブラリや
アプリに関しても、それぞれ対応しているようです。
USBで認識しないのが、USBマスストレージドライバ自体の未対応
が原因なのか、Linux側ドライバとこの機器のUSBブリッジチップの
相性の問題なのかは不明ですが、そのうち3TBディスクなどをUSB
接続する人が多くなってくれば、明らかになるのではないかと思います。
いろいろと助言を頂いた皆様、ありがとうございました。
2010年12月21日17:12 Yasuo Ino <y-ino @ sunfield.ne.jp>:
> 情報ありがとうございます。猪野です。
>
> 2010年12月21日16:07 Yuuichi Ikeda (SKLC) <yuichi @ sklc.co.jp>:
>> いけだ@三恵工務店です。
>>
>>> 実は手持ちのコレガ「CG-HDC4EU3500」と1TBディスク×4本で3TBのRAID5
>>> ディスクを作成し、USB接続でLinuxサーバに接続したのですが、どうも認識
>>> してくれません。
>>
>> 多分大丈夫だと思いますが、ケース本体裏のMBR/GPT切り替えスイッチの設定はお済
>> みでしょうか。(ディップスイッチになっています)
>> ウチでは1TB×4のRAID10なので再現は出来ていないのですが、1TB×4 RAID5の
>> Windows7では無事に3TBとして認識できていましたので、念のためご確認のほどを…。
>
> これは、問題無いように設定して、corega側のリビルドを実施しています。
>
> あれから、いろいろ調べてみたところ、かとうさんと同じ富士通の小崎さんが
> 書いた@ITのLinuxカーネルウォッチの記事とそのソースの一部であろうと
> 思われるkernel.orgのwikiサイトに行き当たりました。
>
> http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/watch2010/watch03a.html
> https://ata.wiki.kernel.org/index.php/ATA_4_KiB_sector_issues
>
> これによると、
> ・カーネルの最終対応は2.6.33(2010年初めリリース)で実施
> ・ユーザースペースのfdiskやpartedがリンクしているlibblkidは2.6.31〜32で最終対応
> ・SCSI系のストレージドライバは個別に対応してるみたいだが、linuxのATAドライバは
> まだ開発用ブランチのものしか4KiB対応できてない。
> ・ATAを他のバス(USB,IEEE1394)経由で繋いだものは、ブリッジチップが正確に4KiB
> セクタをサポート出来ていれば、(linux自身の?)SCSIドライバは把握できるはず。
> というあたりが関係有りそうな部分です。
>
> 最後の項目は、coregaがそもそもGPT対応をうたっていて、windows7では認識できる
> ことから問題ないとすると、カーネルやライブラリの問題かもしれないです。
>
> 最近は非常に安定していて、かなりの期間OSアップデートをしていなかったので、RHEL
> 側のバックポートがまだ入っていないバージョンなのかもしれません。
> (RHEL5≒CentOS5にはこのへんをバックポートしていない可能性も無い訳ではありませんが)
>
> とりあえず、出来る限り最新までアップデートしてみて、再テストしてみたいと思います。
>
> # しかし、ATAドライバはまだダメポってことは、LinuxではeSATA接続でこのドライブは
> まだ使えないってことだよなー、多分…
>
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