[linux-users: 108693] Re: USBマスストレージでの2TB超ディスク
Yasuo Ino
y-ino @ sunfield.ne.jp
2010年 12月 21日 (火) 17:12:51 JST
情報ありがとうございます。猪野です。
2010年12月21日16:07 Yuuichi Ikeda (SKLC) <yuichi @ sklc.co.jp>:
> いけだ@三恵工務店です。
>
>> 実は手持ちのコレガ「CG-HDC4EU3500」と1TBディスク×4本で3TBのRAID5
>> ディスクを作成し、USB接続でLinuxサーバに接続したのですが、どうも認識
>> してくれません。
>
> 多分大丈夫だと思いますが、ケース本体裏のMBR/GPT切り替えスイッチの設定はお済
> みでしょうか。(ディップスイッチになっています)
> ウチでは1TB×4のRAID10なので再現は出来ていないのですが、1TB×4 RAID5の
> Windows7では無事に3TBとして認識できていましたので、念のためご確認のほどを…。
これは、問題無いように設定して、corega側のリビルドを実施しています。
あれから、いろいろ調べてみたところ、かとうさんと同じ富士通の小崎さんが
書いた@ITのLinuxカーネルウォッチの記事とそのソースの一部であろうと
思われるkernel.orgのwikiサイトに行き当たりました。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/watch2010/watch03a.html
https://ata.wiki.kernel.org/index.php/ATA_4_KiB_sector_issues
これによると、
・カーネルの最終対応は2.6.33(2010年初めリリース)で実施
・ユーザースペースのfdiskやpartedがリンクしているlibblkidは2.6.31〜32で最終対応
・SCSI系のストレージドライバは個別に対応してるみたいだが、linuxのATAドライバは
まだ開発用ブランチのものしか4KiB対応できてない。
・ATAを他のバス(USB,IEEE1394)経由で繋いだものは、ブリッジチップが正確に4KiB
セクタをサポート出来ていれば、(linux自身の?)SCSIドライバは把握できるはず。
というあたりが関係有りそうな部分です。
最後の項目は、coregaがそもそもGPT対応をうたっていて、windows7では認識できる
ことから問題ないとすると、カーネルやライブラリの問題かもしれないです。
最近は非常に安定していて、かなりの期間OSアップデートをしていなかったので、RHEL
側のバックポートがまだ入っていないバージョンなのかもしれません。
(RHEL5≒CentOS5にはこのへんをバックポートしていない可能性も無い訳ではありませんが)
とりあえず、出来る限り最新までアップデートしてみて、再テストしてみたいと思います。
# しかし、ATAドライバはまだダメポってことは、LinuxではeSATA接続でこのドライブは
まだ使えないってことだよなー、多分…
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