[JF:20065] Re: [Draft] update SubmittingPatches to 2.6.39
Keiichi KII
k-keiichi @ bx.jp.nec.com
2011年 6月 2日 (木) 10:13:03 JST
濱崎さん
紀伊です。いつもお世話になっております。
コメントありがとうございます。
>> (a) I have carried out a technical review of this patch to
>> evaluate its appropriateness and readiness for inclusion into
>> the mainline kernel.
>>
>> ここの readiness の意味としては、パッチの品質或いは熟成度的なニュアンス
>> だと思うのですが、適切な日本語訳が見つかりませんでした。
>> 何か適切な訳があれば、ご指摘頂けると幸いです。
>
> 即応性 とか 即用性(これは私が今造った単語)でしょうか。
> ここでの readiness は
> 「そのパッチ、考えが足りないんじゃないの?と言われないレベルになっていて、
> すぐにでも適用できること」
> という意味で、紀伊さんの考えの通りだと思います。なので、熟成度でもいいと思います。
即応性として翻訳したいと思います。
しかし、即応性だけでは解釈が難しいので以下のように注釈をつけて翻訳したいと思います。
<quote>
(a) I have carried out a technical review of this patch to
evaluate its appropriateness and readiness for inclusion into
the mainline kernel.
(a) 私はメインラインカーネルへの統合のために、その妥当性及び「即応性」を検証
するため、技術的側面からパッチをレビュー済みである。[訳注]
訳注:
「即応性」の原文は "readiness"。
パッチが十分な品質を持っており、メインラインカーネルへの統合を即座に行うことが
できる状態であるかどうかを "readiness" という単語で表現している。
</quote>
>> (c) While there may be things that could be improved with this
>> submission, I believe that it is, at this time, (1) a
>> worthwhile modification to the kernel, and (2) free of known
>> issues which would argue against its inclusion.
>>
>> (c) 投稿に伴い修正されるコードがある一方で、現時点で、私は(1)それがカーネルに
>> とって価値のある変更であること、そして、(2)統合の際の議論で明らかとなった
>> 問題は解決されていると確信する。
>
> (c) 投稿に伴い改良される…
>
> ・パッチがバグフィックスのためのものとは限らない(機能追加、性能向上など。)
修正ではなく改良に変更します。
> (2) 統合に際して議論になり得るような問題はないものと確信している
>
> ・would は過去としての用法ではなく仮定だと思います。
同じく採用させて頂きます。
以上、よろしくお願いいたします。
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