[linux-users: 108591] Re: 米Yahoo!にほとんど価値なし 米投資会社

Masami Ogoshi ogochan @ nurs.or.jp
2010年 10月 4日 (月) 12:30:06 JST


おごちゃんです。

> なんともはっきりしませんが、
> Linuxのシェアって、ものすごい適当な数字でいって、
> コンピューティング全体の1%とかでしょ。
> あまり根拠はないですが、とにかくごく一部なのはほぼ確実です。

数字の根拠はなくてもいいから、「やっぱりマイナーだねぇ」って納得させる何
かも持って来た方がいいと思うのだが。フェルミ推定でもいいからさ。

> Web2.0サーバの世界では51%を超えてますが、
> その世界自体がコンピューティングの中ではマイナー。

私の仕事のドメインはその辺だから。今のそれなりのIT屋さんの興味の対象って
この辺のドメインだし、一番お金になるからねぇ。多分、「マイナー?
へっ?」って思った人達はこの辺に近い人達。その人達の実感からすると
「Linux以外のOSってあるの?」みたいな感じてるでしょう。

ビジネスとしては、本当は「技術的に十分だけどマイナー」って方がいいっての
もあるんだよね。「Linuxが使えるだけでアドバンテージ」なんだから。10年前
はそんなだったけど、今はぜんぜんアドバンテージにならない。普通過ぎる。昔
はLinux使うだけでいろいろコスト下げれて感謝されたものなんだが。

「マイナー」とか言いながら具体的な数字を上げられないようなところが、
「Linuxが使える」ってことで仕事が取れるなんてオイシイ時代って、今より
ずっとずっとマイナーだった時代だよね。メジャーになればなる程、「ちゃんと
した仕事をちゃんとやってくれる」ようなところに仕事は行くようになる。昔は
零細の「Linux屋さん」がそれなりに商売になったけど、今はそんなところの仕
事はなくて、大手SIベンダーおのこぼれしか回ってない。むしろ商売としてはメ
ジャーになったのは残念とも言えるね。

各種Linux検定が履歴書に堂々と書ける時代になっちゃったからね。

> それよりもわからないのが、シェアを増やそう、という話がないこと。
> たとえ、80%の圧倒的シェアがある商品でも、

「80%のシェア」があったら、いかにシェアを増やさないかになるはずなんだけ
ど。独占禁止法って言葉は... 幼稚園じゃ習わないか。

10年くらい前だったかに、「OSの適正シェア」ってのが議論されたことがあるの
だけど、その時は「30%」が目安だと言われた。30%あれば「独占」にはならない
し、消えてなくなることもない。いろいろなベンダーもちゃんと商売が出来る。
だから、Linuxは当面その辺を目標に... ってのが、どこかの調査レポートに
あったと思う。


-- 
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